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GDOチャレンジカップ 2006
GDOチャレンジカップ最終日は上田成人が逆転で初優勝。
中嶋常幸の設計監修によりリニューアルされたばかりの静ヒルズカントリークラブは、この日も選手たちを苦しめた。
難しいコースに上位陣が伸び悩む中で、最終組から2組前でスタートした上田は、前半で1つスコアを伸ばして後半に入ると、10番、11番と連続バーディをとり、13番でのボギーはあったものの、14番から3つ連続でバーディを奪い、後続を突き放した。
2000年にプロ転向した上田は、これまで優勝のチャンスは「なかなかなかった」そうだ。
この日は、ショットが安定してフェアウェイをキープでき、他の選手たちがスコアメイクに苦しむ中で、ベストスコアの65でラウンドした。7,164ヤード、パー70のコースは「チャレンジの中で一番難しい」という上田は、セッティングについては「とても素晴らしい」と語った。
千葉カントリークラブ川間コースに所属する上田は、先週のチャレンジトーナメントが終わった後から、1時間早く出勤してショット練習に費やす時間を作った。それが影響してか、早速、結果に結びついた。
12才の時にお父さんの影響でゴルフを始めた上田は、ゴルフの名門である日大に進み、高橋竜彦や原口鉄也と4年間を過ごした。
当時の仲間でありライバル達と「同じステージで戦いたい」という夢を持ち、何としても残りのチャレンジトーナメント3試合でチャレンジトーナメント賞金ランキング5位以内を目指したい。
この優勝を「奥さん、そして両親に伝えたい」という。
そして、来年1月には待望のベビーが誕生する上田。
来週以降の活躍が注目される。
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