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三菱ダイヤモンドカップゴルフ 2007

宮里聖志「参りました!」

1打差で迎えた最終18番の第2打は、わずかの差でグリーンをこぼれ落ちた。かろうじて、エッジとラフの境目に止まったが、難しいアプローチが残ってしまった。

「もちろん、狙いに行ったんですけどね。ラフがもう少し抵抗あるかな、と思って強く入ってオーバー」。

結局、通算1アンダーに終わり、今週もあと一歩、優勝に手が届かなかったが、最後に残った微妙なパーパットをしっかりと決めて満足そうだ。

この週はショットが絶好調だった。
「今日は自分のやるべきことが出来た。昨年からの課題を、やり遂げることができた」という。

それだけに、チャンピオンのゴルフを手放しで称えることもできた。
「平塚さんのバーディパット。あれは難しいところ。それを入れられたのだから、どうしようもない。素晴らしいですよ。参りました!」。

素直に降参して、また次週から念願の2勝目を見据えていく。

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