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谷口拓也は大盛りの唐揚げに…
「子供たちは、プロと楽しくおしゃべり出来るだろうか…」。
しかしそんな校長先生の心配も、先のスナッグゴルフ講習会ですっかり晴れた。
これまでにない歓声を上げて、プロとプレーに興じる子供たちの様子に「案ずることはなかった」と、胸をなで下ろした。
すでにゴルフで打ち解けているから、余計な遠慮もない。
いただきますの号令のあとも、さっそく質問をぶつけてくる子供たち。
「プレッシャーを感じますか?」。
「いくつからゴルフをしましたか?」。
「趣味はなんですか?」。
「ほかにどんなスポーツをしていますか?」。
ひとつひとつにのびのびと、率直に答えていく谷口は、相変わらずの自然体だ。
教室に招かれて、机の上を見るなり「なんだか、俺のみんなのより多くない?! 唐揚げが山盛りだよ!」と目を丸くしていたてんこもりの給食も、開幕に備え日々きついトレー二ングに励んでいる谷口にはさほどでもなかったようだ。
いつの間にかぺろりとたいらげ、子供たちとのおしゃべりに夢中になった。