１８５センチの体躯をすまなそうに折り曲げながら堺谷は言った。「ボクは今日までです。ボクは３日目から崩れるのがクセですから」。
開幕戦の東建コーポレーションでは予選落ち。
２戦目の静岡オープンで２日目にスコアを伸ばしかけたが、３日目、４日目いずれもオーバーパーを叩き５６位タイに終っている。
それが、今大会では初日にいきなり５アンダーを叩き出し、きょう２日目は、３バーディで通算７アンダー暫定５位につけ、「きのうときょうのスコアはなんかもうう、僕にしてはめっそうもないくらい大満足の内容です」と恐縮しつつ、目じりは下がりっぱなしだった。
プロ入り２年後の昨年、後援競技で２勝（茨城オープン、東北オープン）を挙げて、今季、初シード権を手に入れたばかり。
それを契機に先月に結婚し、さらに夢のマイホームを購入した。「今オフは、その金策に走り回っていて、あんまり練習してないんですけど・・・・。
予選落ちして帰ると、妻が怒って家に入れてくれないんで、がんばらないと」と堺谷。
明日３日目以降、『自己分析』とおりの結果にならないことを祈りたいもの。

• 堺谷 和将