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アサヒ緑健よみうり・麻生飯塚メモリアルオープン 2006

清水洋一がホールインワン賞金の20万円をチャリティ「この先、きっと何か良いことが・・・」

大会初日の11番でホールインワンを達成し、主催の読売新聞社と、特別協賛のアサヒ緑健、開催コースの麻生飯塚ゴルフ倶楽部よりご褒美の賞金30万円を受け取った清水が、うち20万円をチャリティすることに決めた。

思わぬ臨時収入に、即座に頭に浮かんだのはその週、火曜日の前夜祭のことだった。

「そのとき福祉団体の方が、挨拶されていたのを思い出したんです。僕には予定外のお金。思いも寄らぬ収入だったし、せっかくだから何かに役立てていただけたら、と。かみさんにすぐに電話で相談したら『いいんじゃない』と、言ってくれました」と、微笑んだ清水。

さっそく翌日に大会に申し出たころ、今大会主催の読売新聞社「読売光と愛の事業団」に、寄付されることが決まった。

そのホールインワンのおかげもあって、初日3位タイでスタートしながら結局、最終日には46位タイまで落ちた。
チャリティした金額とほとんど変わらない、29万3142円しか賞金を上乗せできなかった。
念願の初シード入りは、清水にとって事実上の最終戦となるカシオワールドオープンまでひとまず持ち越しとなった。

「この先、きっと何か良いことあるだろうと思って。引き続き頑張るだけです」と、気を引き締めなおしていた。

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