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東海クラシック 2000

「今日は全部よかった」

開幕戦で勝って「気が緩んでしまった」という芹澤信雄が久しぶりの首位に

 「今日は、ティショット、アイアン、パット、すべて良かった。
 特にアイアンが3週間くらい前から春先のいい感じに戻ってきていて、あとはドライバーがフェアウェーに行きさえすれば…と思っていたので、今日はそのへんが非常にうまくいったんですね。今日はフェアウェーをはずしたのは4ホールだけでしたし。バーディチャンスが多かった。こんなに危なげない60台は自分でもびっくりしています。

 僕はこのコース、いっつもスコアが出ないので苦手だったんですが…。グリーンが固いし、ピンを意識して打つと、大変なことになる。花道でワンクッションというわけにもいかないですし。しかし、うまくいくこともあるんですね〜(笑)。こんな完璧なゴルフは久しぶりです。

 今年は、賞金ランク20位内を目標にはじまって、それがいきなり開幕戦(東建)で優勝して…それ以降、奮わないのはやっぱり気が緩んでしまったのもあると思う。で、これじゃいけない、と思ってがっつくから、余計に空回りして…。
 でも、(9月)のマッチプレーでは、1打1打に非常に集中して戦うことができて、それまで自分は、いかにトーナメントに集中できていなかったか、ということがわかったんです。
 それが今日の結果にもつながっていると思う。

 見ている人にはつまらないかもしれないけど、明日以降もティショットをフェアウェーに置いて、着実にグリーンのセンターを狙って、パターで拾うゴルフを続けたいと思います。
 今年の目標は、とりあえず現状で満足ですけど、(12月の)日本シリーズには出たいな(注:同大会はその大会までの今季の賞金ランク20以内の者に有資格)。
 それに、優勝者が、賞金ランク20位にも入れないっていうのは、やっぱりつらいですから(笑)」

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