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静ヒルズトミーカップ 2009

中嶋常幸がセミナーを開催!「チャンスが来たときに、それをつかむ力を持っていて欲しい」

第2ラウンド終了後、予選通過選手を対象にセミナーが開催された。講師は、この大会の冠名にもなっている中嶋常幸。1ヶ月前のチャレンジトーナメントに出場していた五十嵐雄二がUBS日本ゴルフツアー選手権宍戸ヒルズに優勝した例や兼本貴司が三菱ダイヤモンドカップに優勝したことを例に、「チャンスが来たときに、それをつかむ力を持っていて欲しい。そのために自分を見つめ直し、あきらめないで日々努力すること」と選手に励ましのエールを送った。
「今はトヨタや日産といった大企業でも、今までどおりにやっていたら物が売れない時代。改革力、変革力が問われる。新しい自分を見つけ、造っていくこと」などを選手に訴えかけた。

青木功、尾崎将司と並び、「AON」と言われ、一時代を築き、栄光を手にしてきたにもかかわらず、40歳代半ばから7年間、優勝から遠ざかり、苦しい思いをしてきたトミー中嶋だからこそ言えることでもある。その言葉は聞いていた選手の心に響いたことであろう。

明日、大会は最終日を迎える。果たして、表彰式で大会に特別協力するトミーからトロフィーを渡されるのは誰か?

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