記事

ダイヤモンドカップゴルフ 2010

アマチュアの浅地洋佑くんが健闘中!

石川遼の後輩が、踏ん張っている。杉並学院高2年の浅地くんが、3日目を終えて通算7アンダーの6位タイで、いよいよ最終ラウンドに挑む。

この日3日目は、スタートの1番パー5でボギーを打った。
「昨日よりは良かったけれど、相変わらずドライバーは曲がっていて。パーオンもあまりしてないし、乗ってもピンに絡んでいない」。

苦しい展開の中、前日2日目同様に、巧みなアプローチとパットで懸命に耐えた。
そんな後輩を石川が褒めちぎった。
「出だしボギーでも耐えられるのは、それだけ実力があるってこと」。
「あと35ホールもあるのだから大丈夫。そうキャディさんと話合いながら頑張りました」と浅地くん。

友人たちの声援も追い風にした。インターバルでは、応援に駆け付けた高校の先輩や同級生たちが鈴なり。友人の顔を見付けるたびに、ハイタッチでパワーをもらった。
「見に来てくれて本当に嬉しかった」と感謝した。

我慢の甲斐あって先の2日間は、ひとつもバーディが取れなかった苦手なインコースで2つのバーディ。
相変わらず先輩をリードしたが、その石川もこの日は出だしから4連続バーディを獲るなど67をマークして、後輩にいよいよ3打差まで迫って「洋佑には負けたくない」と、ライバル心むき出しだ。

浅地くんもそんな石川に感心しきりで、「初日、あれだけ出遅れながら、これまで伸ばしてくるのはさすが」と感嘆の声をあげながら、「僕も追いつかれないように、ひとつでもふたつでも伸ばしたい」。
注目の10代対決。決着は、果たして・・・・・・!?


関連記事