記事

コカ・コーラ東海クラシック 2010

今季国内初Vをねらう平塚哲二は「どうなんでしょう」

通算6アンダーは、単独2位に浮上しながら「ボロボロです」と、自嘲の笑みだ。ショットも、アプローチも絶不調。
一番の原因は、体の故障だ。

今週から腰痛と、両腕の腱鞘炎に苦しんでいる。
そのため、「スイングを変えざるをえない」と、痛みが出にくい打ち方を心がけているが、「右腕が特にきつい」と、顔をしかめる。

そんな状況だから、なおさら極力フェアウェイから打ちたいが、「入れたくないけど、ラフに入ってますね」と、苦笑する。

その中で救いは「パットだけ」。
3週前から再び使い始めたというエースパターで5〜6メートルの微妙な距離をしのぎ、11番では7メートルの長いチャンスも沈めた。

2日目からは、ドライバーとアイアンを総取り替えで、気分転換。
試し打ちもほとんどせず、「初打ちが試合中」というぶっつけ本番の大胆な起用で優勝争いに加わった。

今季はアジアンツアーで2勝をあげているが、国内はまだ。
しかし本人も、確信が持てない状況なだけに、「そろそろ」という声には「どうなんでしょう」と、曖昧な笑みで煙に巻いたが・・・・・・。

関連記事