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チーム芹澤が感謝の集いを開催(9日)

『芹澤信雄 藤田寛之 宮本勝昌 感謝の集い』が2月9日(水)の夜、約500名が招待され、都内ホテルで盛大に開催された。

2010年のチーム芹澤の活躍には、目を見張るものがあった。
シーズンが開幕して間もなく、4月に開催された『つるやオープン』で藤田寛之が手に汗握るプレーオフを制して優勝すると、6月に開催された『日本ゴルフツアー選手権Citibank Cup Shishido Hills』では、“メジャー男”宮本勝昌が優勝。
11月にはチームリーダーの芹澤信雄が『富士フイルムシニアチャンピオンシップ』で、シニアツアーのルーキーイヤーに見事優勝を飾った。
チーム芹澤の快進撃はとどまることを知らず、ツアー最終戦の『ゴルフ日本シリーズJTカップ』ではまたまた藤田が激闘を制し年間2勝目。さらに藤田は、年間最優秀選手(MVP)に選ばれ、2010年を最高の形で締めくくった。

この感謝の集いの開催は、チームリーダー芹澤の“夢”でもあった。
「ゴルフは個人スポーツだけれども、我々プロゴルファーは一人では到底何も出来ない。プレーに集中できる環境を作ってくれる、本当に多くの人達の支えがあってプレー出来ている。言葉ではそう言っても今までなかなか形にすることができなかったけど、昨年は3人一緒に勝つことが出来た。こんな事もあまり無いと思うので、皆様へのありがとうという気持ちをこの会で伝えたいと思って開催させてもらいました。」

藤田も、「プロゴルファーになって今年で20年になる。最初のうちはすべてを1人でやっていたが、年々サポートしてくれる方々や応援してくれる方々が増えてくれた。今は自分一人で戦っているというより、サポートや応援をしてくれる皆さんのために頑張って戦っているという感じ。本当に多くの方々にサポートしてもらっているので、このような会で直接お礼を言うことが出来て嬉しい限りです。」

宮本は、「サポートしていただいた方々への感謝は言うまでもないが、あらためてお礼を言わせていただきたいと思う。このような会を開催したいと前々から思ってはいたけど、それをこのような“形”にしてくれた芹澤プロにも感謝しています。今日はこのような機会ですので、感謝の気持ちを出来るだけ多くの皆さんにお伝えしたいと思います。」

感謝の集いは3時間近くにわたる会となったが、時間を見つけては会場の中を歩きまわって頭を下げる3人の姿がとても印象的だった。

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