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平塚哲二がアジアンツアーで今季3勝目
地元タイ出身の若手ホープ、ナムチョーク・タンチポカクルとのプレーオフを制して、有終の美を飾った。
1打差の2位からスタートした最終日は、早速首位を捉えたものの、65をマークしたナムチョークの猛追に遭い、「少しプレッシャーがかかっていた」と、振り返る。
しかし、39歳のベテランは、たとえ17番でナムチョークに追いつかれても、「プレーオフにもつれ込めば、チャンスはこちらにある」と、冷静だった。
果たして、1ホール目にボギーを叩いたナムチョークに対し、丁寧なパーセーブで今季は4月のエアバガンミャンマーオープンと、6月のクィーンズカップに続く栄冠をもぎ取った。
日本との掛け持ち参戦という厳しい条件の中で、残念ながら未勝利に終わったものの日本では13位、アジアの賞金ランキングは堂々5位でフィニッシュ。来年も、早々に「大好きなアジアンツアー」に合流するつもりという。
「世界ランキングで是非50位に入りたいので」。先週まで82位のランキングも、この優勝でどこまで上昇するか。
※ブラックマウンテンマスターズの会場のブラックマウンテンゴルフクラブは来年1月に行われるアジアVS欧州の対抗戦「ザ・ロイヤルトロフィ」の新会場でもあります。