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『日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills 第3回ファンとの交流会』開催

6月2日から宍戸ヒルズカントリークラブにて開催される、『日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills』のPRイベント、『ファンとの交流会』も今回で第3回目。
中嶋常幸、横田真一に続いてこの日登場したホストプロは、ツアー通算5勝を上げている横尾要だ。

会場に集まって頂いたファン皆さんの温かい拍手に迎えられ、早速30分間用意されたトークショーが始まった。

司会者から、大会が開催される宍戸ヒルズカントリークラブの印象を聞かれると、横尾は少し悩んでから、「難しいコースという印象です。特に17番ホールは苦手ですね。あんな難しいホール作ってはダメですよ!」と会場内の笑いを誘った。
今回もこの『ファンとの交流会』の会場を提供して下さっているヒルズゴルフアカデミー虎ノ門の会場内には、宍戸ヒルズカントリークラブの各ホールの写真が垂れ幕として飾ってあり、偶然にも17番ホールの写真がちょうどファン皆さんの後ろに飾ってあった。
それを見つけた横尾は、「皆さんの座っている後ろの写真が17番ホールです。そこに写っている池には僕の名前が書かれたボールもたくさん落ちています。」と、またまた会場内を笑わせた。
「正直、このコースは最終ホールで2位と3打差あっても安心できないような感じ。今年の大会では最終日に優勝争いをしていたい。そしてこの難しいコースを攻略して優勝したい」と意気込みを語った。

そして、アメリカに渡って3年間本格的に米ツアーに参戦して感じた事、自分がゴルフを始めた頃と現在のジュニアゴルフの違い、横尾が10歳の時に『ハワイアンオープン』で青木功が劇的なチップインイーグルを決めたシーンをテレビで見たのをきっかけに本格的にゴルフを始めた事など、普段では聞けないような話題に、集まったファンの皆さんも熱心に聞き入っていた。

トークショーの次は横尾直々のレッスンだ。
早速、ファンの方達から上達の秘訣を聞かれると、「ゴルフはグリップやアドレス、そしてスイングなどの技術も大事ですが、メンタルはもっと大事。すべてにおいて我慢が必要です。プロでも曲がりますし、OBも打ちますが、そこで我慢ができなければいけないんです。でも、アマチュアの皆さんは、何よりも“ゴルフを楽しむ事”が一番の上達の秘訣かもしれませんね。」と横尾。

もっときれいなスイングをしたいとの質問には、「基本を大事にさえしていれば、グリップの握り方やスイングの仕方は人それぞれ個性があって良いと思う。プロもみんな個性があります。力まずに、自然体を大事にして欲しい。」とアドバイス。

ジャパンゴルフツアーの開幕まであと1ヶ月。
このオフには新しいトレーニングを取り入れたそうで、「今年は国内外のトーナメントを問わず、新たな気持ちで挑戦したい。」と言う横尾。
今年の横尾は目が離せない。

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