この日各選手がスコアメイクに苦しむ中、白潟英純（しらかた・ひでずみ）が6バーディ、ノーボギーの6アンダー64をマークして、通算3アンダー　137の2位タイに浮上した。この日ノーボギーでプレーできたのは、白潟ただ一人だった。

1番をバーディでスタートし、3,4,6番とバーディ、アウトを31で回り、後半も16,17番でバーディを奪った。昨日はドライバーが曲がり、スコアをまとめられなかったが、今日は「昨日まで力が入りすぎていたので、力まないように、構えたら振り切ること」だけを心掛けたのがよく、ドライバーが真っ直ぐ飛ぶようになった。パターも良く入り、この日のベストスコアとなった。

今回白潟をサポートする心強い味方が、キャディを務める細谷さんだ。宍戸ヒルズCCと静ヒルズCCのメンバーで、もちろんコースを十分知り尽くしている。以前もUBS日本ゴルフツアー選手権で白潟のキャディを務めていたことがあり、今回は2007年以来2年ぶりにタッグを組んでいる。

優勝は「なるようにしかならない」と煙に巻くが、最終組でツアーでの優勝経験があるのは白潟のみ。加えてアジアンツアーでも優勝経験があり、優位であることは間違いない。明日は2人で勝利をつかみたい。