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勝紀杯第14回スナッグゴルフ大会を開催(8月8日)
この大会は、小学生による学年別の個人戦のほか、中学生から大人を対象としたオープン戦やペア戦など、年令に関係なく楽しむことができるスナッグゴルフを活用し、毎回、沢山の参加者でにぎわう人気のイベント。
今年は新たに、マナーやエチケットに優れた選手を表彰する制度が加えられ、普段はプロゴルフトーナメントの運営を支える、ゴルフトーナメントボランティア有志の会の方々が、スコアラーやホールマーシャルの業務の傍ら、子どもたちの振る舞いにも注目した。
競技終了後に意見が集約され選ばれたのは、6年生の本間有紀さん、4年生の福岡真梛さん、5年生の毛利宏一くん、1年生の岩口綾華さんの4名で、表彰式では髙橋勝成から銅製の記念マグカップが手渡され、予想していなかった顕彰にみんな照れくさそうに喜んだ。
この大会は、JGTOアドバイザリーコミッティで、シニアトーナメントで活躍する髙橋勝成が、次男の勝紀くんの名を冠した大会として2005年1月にスタート。第1回大会は勝紀くんの誕生日である1月9日に行なわれ、以来、毎年夏と冬に実施され歴史を重ねている。
髙橋は、「この大会はゴルフの人口を増やすために行っているのではありません。子どもたちが健康で元気よく、家庭の中で子どもと同じ趣味でつながっていき、そして公の場で人と接し、ちょっとした相手への気遣いができるように勉強をしてもらいたい。そのためにはゴルフ場が適した場所だと考えています。」と、その一貫した想いを話した。
更に今回は、ルールとマナーの違いについても子どもたちに問いかけた。
子どもたちから出てくる色々な意見を聞いた後に髙橋は、「ルールは、一人ひとり考え方が違うが、違う考えの人が沢山集まったらまとまらない。迷惑をかけずにみんなが気持ちよくいられるために必要なもの。そしてルールはどんなに偉い人も誰でも守らなければいけない。マナーは人に迷惑をかけないことで、人の話を聞けないのもマナー違反。ルールとマナーを守れないと楽しめないし、だんだんお友だちから遊んでもらえなくなる。ルールとマナーを守れれば、言葉は通じなくても、世界中の人と仲良くできる。」と優しく話し伝えた。
髙橋は、「子どもたちはたったの20年で大人になっていく。その間にしっかりと大人たちが伝統を引き継いで残していきたい。この大会が末長く開催でき、子どもたちを見守っていきたいし、世界に出ても恥ずかしくない子どもを作ってきたい。」とその狙いを話した。
尚、この大会では今回から、ジュニアゴルフクラブの試打会も行われ、試合を終えた子どもたちは練習場にやってきては、スナッグゴルフで基礎を作ったスイングで、白球を夢中になって飛ばして楽しんだ。
<勝紀杯スナッグゴルフ大会の概要>
主催: Kat’s Kids Club(髙橋勝成)
後援: 社団法人日本ゴルフツアー機構 NPO法人日本ジュニアゴルファー育成協議会 日本スナッグゴルフ協会
協力: ゴルフトーナメントボランティア有志の会 など
会場: 武庫ノ台ゴルフコース(兵庫県)
<大会成績>
大会ホームページよりご覧いただけます ⇒ コチラ