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関西オープンゴルフ選手権競技 2010
平塚哲二が「地元の期待に応えたい」
「一度、家に帰って夜に出直します。京都まで出て、仲間と呑む。酒の量? 減らすわけがないじゃないですか」と、豪快に笑うが、自宅のベッドで寝られる分、「リラックスは出来る」と、利点を挙げる。
先週は、全米プロに挑戦。「アメリカは、性に合わない。やっぱり、嫌いですね」と言いながら、やはり世界最高峰の舞台には燃えるものがあった。
予選落ちこそ喫したが「刺激を受けた」。
今季最後のメジャーで感じた興奮は、今も体の奥深くにくすぶっていて、時差ボケも疲れも感じないほどだ。
関西は、連日の猛暑にこの日も体感気温は35℃を優に超えたが、今季はアジアンツアーですでに2勝をあげている38歳は、「暑さは、まったく気にならない」と、誰もがハーフで断念する灼熱の練習ラウンドも、18ホールを回りきって下準備も完璧だ。
今年はまだ優勝こそないが、トップ10入りが6回、うちトップ5が4回と国内でも好調をキープ。「今後も優勝争いの数を増やして、チャンスがあればぜひ優勝したい」と意気込むのは、応援してくださる方への恩返しの意味もある。
開催コースは田辺カントリー倶楽部の地元、京都府出身。「特に地元のみなさんが、ものすごく応援してくださるので。期待に応えられれば」。
府内でトーナメントが開催されるのもまた、めったにない機会。
「ここで勝つことに、意味がある」と、メラメラだ。