火曜日に開催された予選会を見事にトップ通過した大前和之がその好調をプレーで発揮し、４アンダー・６８の３位タイの好スタートを切った。
これまでツアー・チャレンジに出場した経験は２試合のみ。いずれも予選落ちしている。今年も出場権を手にすることが出来なかったが、今回はマンデーにピークをあわせて調整をしてきた。

チャレンジトーナメントでは１５位以内の成績を残すと次戦への出場権が与えられる。また、３試合目以降は賞金ランキング３０位以内に入っていると出場権が与えられるため、出場権を持たない選手でもシーズン序盤で上位進出を果たすとシーズンを通して出場出来るチャンスが生まれてくる。

昨年のチャレンジトーナメントの賞金王に輝いた上平も開幕戦の出場権しかなかったが、開幕戦で２位の成績を残し、その成績で出場権を獲得した２戦目で優勝、勢いにのった上平はチャレンジトーナメントの賞金王にまで上り詰めている。
大前もまず狙うのは開幕戦『Novil Cup』で１５位以内に入ることだ。
コメントや抱負を聞いても「下手くそなので優勝なんて考えていません。１５位以内が目標です」と謙遜しているが、マンデーをトップ通過し、初日も見事に３位タイと好調をキープしているだけに、２日目、最終日と楽しみな存在だ。