記事

2004 アジア・ジャパン沖縄オープン 2005

宮里聖志「来年は、藍ちゃんの賞金を超えてみせます」

大会会長で沖縄県知事の稲嶺惠一氏(=右)と、大会にご協力くださったボランティアのみなさんと…
アマチュア時代からプロの試合で優勝争いを繰り広げてきた弟。デビューからわずか1年で1億円プレーヤーまで上りつめた妹。

“優作君のお兄ちゃん”
“藍ちゃんのお兄ちゃん”

そう呼ばれ続けた宮里家の長男は、いよいよ、ここ地元・沖縄で初めて“主役の座”をつかんだが、「当分はまだ、“藍ちゃんのお兄ちゃん”て、言われるんじゃないかなあ…?」と、言って笑う。

まだまだ、この1勝だけでは足りない、と考えている。

今回の優勝賞金を足してもまだ、デビューから稼いだ賞金は、妹・藍さんの2004年シーズンに満たない。
宮里聖志として存在をもっとアピールしていくためには「…少なくとも、1億円は稼がないとダメでしょう」。

このアジア・ジャパン沖縄オープンは2004年内の開催ながら、来シーズンにカウントされるトーナメントだ。
まずは2005年の賞金ランクで“1位”に躍り出た。
兄弟の誰よりも早くひと稼ぎして、「来年は、もっと勝って藍ちゃんの賞金を超えるぞ!」。
長男という立場だけでなく、これからは実力で、宮里家をリードしていくつもりだ。



関連記事