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<14日・日曜日>ジュニアサミットではトッププロによるレッスンも体験

即席のトークショーに続いて、トッププロによる直々のレッスン会も行われた。

高校生の女の子は、「完璧なスイングだが、懐にゆとりを持って構えることによってもっと飛距離も出るでしょう」と、古閑美保から指導を受けた。

続く中学生の男の子は、「姿勢を良くし、腰に物を乗せているイメージで構えると安定する」と中嶋常幸からのアドバイス。

そして最後に登場した小学2年生の男の子は、選手会長の宮本勝昌の指導で、何度かスイングを繰り返した後に、「素晴らしい、100点」と満点をもらった。

そしてプロ選手からはジュニアたちに温かいメッセージも送られた。

中嶋常幸は、「僕は皆さんと同じ頃にゴルフを始めたが、ゴルフ場で同年代のジュニアと出会うことは1年に1回ほど。みんなはこんなに沢山の仲間がいて幸せ。僕の家庭は当時、金銭的には厳しかったが、いくつかのゴルフ場で、フロントへの挨拶、マスター室への挨拶、コースに対しての一礼、そして目土をすることを約束に、安くプレーすることができ、今日の自分がある。感謝の気持ちを忘れずに。」と力説。

続いて宮本勝昌からは、「お父さん、お母さんがいてゴルフができる。なかなかお礼を言う機会がないと思うが1年に1回くらいはお礼を言ってください。」と両親への感謝を再認識させた。
更に、「何をするにも一生懸命やって、やがてこの3ツアーズに出場できるようにがんばって練習してください。」と選手会長が激励の言葉で締めくくった。

普段ではなかなか触れ合うことのできないトッププロからのお話やレッスンで、参加したジュニアたちは、この日が忘れられない一日となったようだ。

  • 満点をもらった小学4年生

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