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今大会の収益は、日本の未来を担う子供たちのために

シニアのPGAチームのキャプテン中嶋常幸が言った言う。
「この大会に参加できるだけでも名誉な上に、こうして3ツアーのみんなで楽しくゴルフをすることでチャリティまできるなんて、こんなに素晴らしいことはない。この機会に1円でも多くチャリティしたい・・・。なあ、みんなもそうだろ?」。

その一声で、ほかの出場14選手がいっせいに大きく頷いた。

男子のJGTOチームのキャプテン宮本勝昌も感慨深げに「この大会を通じて社会貢献に参加できることを誇りに思います」。

今年も日立グループの特別協賛を受け、4回目を迎えた『Hitachi 3Tours Championship 2008』は女子とシニアと男子の3ツアーの賞金ランキングの上位者が、それぞれの威信をかけて腕を競い合うというほかに、もっと大きな目的がある。

「For Child Charity」

毎年、大会の収益とチームの獲得賞金から任意の額が「NPO法人難病のこども支援全国ネットワーク」と「社会福祉法人全国社会福祉協議会」を通じて子供たちの未来に役立てられる。

「NPO法人難病のこども支援全国ネットワーク」は、原因不明の難病と戦う子供たちを支援する団体だ。

「社会福祉法人全国社会福祉協議会」は、災害や自己、親の離婚、病死や虐待・・・。さまざまな理由で家族と一緒に暮らせない子供の成長や自立を支援している。

毎年、大会期間中は上の2団体がギャラリープラザでブースを出展。それぞれの活動を、写真やイラストで、分かりやすく展示しているが今年も、前半の1stステージ終了後のインターバルで、出場選手たちがここに揃って訪問。

2団体に出場全選手のサインパネルを贈呈したあとブースに設置された募金箱にポケットマネーを入れて、「明日はもっとたくさん持ってくるからね!」。
口々に言って、続く2ndステージに飛び出していったのだった。

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