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コカ・コーラ東海クラシック 2012

またもや韓国勢が・・・!! 単独首位にH・W・リュー

日替わりで、韓国の新顔が出てくる。前日2日目の朴銀信(パクウンシン)と入れ替わりで首位に立ったH・W・リューについて、いまや押しも押されもせぬ実力者2人が太鼓判を押した。

リューと1打差の2位タイにつけた金庚泰(キムキョンテ)と金亨成(キムヒョンソン)。一昨年の賞金王と、今季絶好調の選手が口を揃えたのは「リューはいつ勝ってもおかしくない。非常に良い選手だ」。

韓国ツアーは2009年の新韓銀行オープンで1勝を上げているという。
キョンテもヒョンソンも「あまり飛ばないが、絶対に曲げない選手だよ」という点でも意見が一致していた。
「そしてパットがものすごく上手い」とキョンテ。
「きっと日本選手に聞いてみても、みなそういう印象を持っていると思います」。

ヒョンソンは「今週も、一緒に練習ラウンドをしたけど、三好は彼向きのコースだと思った」という。
抜群の安定感。この日5アンダーの67は、「まあ、この狭いコースでも、彼ならそれもあるでしょう」とヒョンソンは言った。

この日最初のバーディは4番。いきなり7メートルをねじ込めば、2人の大先輩の証言もなおさら説得力を増してくる。今週のパーキープ率1位もさもありなん。
「難しいコースなので。とにかく今日もパーを獲っていこうとスタートしたら、長いのが入ってくれて。それで勢いが付きました」と言って浮かべた笑顔は、どことなく控えめだ。

「あまり目立つ選手ではない。どちらかというと、静かな性格です」と、ヒョンソンは言った。
「でも、日本ツアーで活躍する韓国勢は誰でもそうだけど、国に帰ればみなとても有名人で、将来を嘱望されている選手ばかりですから」。

確かに、ファイナルQTランク8位で日本ツアー初参加の今季は、これまで2度のトップ10で、獲得賞金は13000万円超。昨日の朴同様に、参戦1年目にしてすでに、初シード入りも目前だ。

「日本ツアーで活躍することが夢でした」というリュー。
控えめな笑みに、みなぎる闘志と大きな可能性を秘めた31歳だ。

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