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中日クラウンズ 2009
今年も!「たんぽぽ作業所」にツアーメンバーが訪問!
声援をおくるのは、愛知県愛知郡東郷町にある小規模授産施設「たんぽぽ作業所」の皆さん。中日クラウンズの大会開催前に同施設を訪問するようになって今年で11回目。平成10年大会で中嶋常幸がアルバトロスを達成した際に、賞金の一部を「たんぽぽ作業所」に寄贈したのが始まりで、それ以来、毎年来場する選手にとって、施設の方々は顔馴染みになっている。この日はプロの訪問をまちきれないとばかりに開催コース・名古屋ゴルフ倶楽部 和合コースに来場し、選手へ温かい声援を送っていた。
ギャラリープラザで交流会を開いた後は、「たんぽぽ作業所」を訪問。今年の参加プロは昨年に引き続き、中嶋常幸、鈴木亨、桑原克典、星野英正、中島雅生の5名。
「ここに来て、皆さんから毎年パワーを貰っている」と、中嶋が挨拶をし、選手ひとりひとりが自己紹介すると温かい大きな拍手で迎えられた。その後は全員参加のビンゴゲーム。一番にビンゴを獲得したのは選手の桑原克典。集まったみんなにせがまれ、パフォーマンスを披露すると会場は一気に盛り上がりをみせていた。
施設訪問後半の食事会では、「(株)いちまるさん」の山内氏と選手自らが握るお寿司をみんなで食べながら、一年間のブランクを埋めるかのように会話に花がさく。歓迎会スタート前に中嶋は「ここに戻ってくると、ほっとするようなあったかい気分になる」と話していたように、1年に1度ここを訪れることで選手ひとりひとりが「応援の温かみ」を実感しているのが表情から見て取れ、終始笑顔と笑い声が絶えない会となった。
全員での記念撮影後、中嶋は「毎年大会前にここにくるのが楽しみ。ここに来ないでトーナメントに出るなんて考えられないね。張り合いがでるんだよ!」と、11年来の友達・仲間のような皆さんとの再会と応援を胸に今週50回大会を迎える中日クラウンズに臨む。