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VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント 2010
谷原秀人は絢香夫人の声援に発奮!!
前日は土曜日から毎日、18ホールついて歩いてエールを送り続けてくれた絢香夫人だ。
夫が勝てない時期も、「彼は信じていましたから」と、特に深刻ぶることもなく、いつも明るく「ケラケラ」と、愛らしい笑顔で癒してくれる最愛の妻は、2008年の新婚当初から、マネージャーよろしく、ラウンド中にスコアや、プレーの内容や、時にはそのときロープの外でギャラリーが、夫に関して交わした話題まで書き込んで、その記録はすでに、分厚いノート10冊目に突入したという。
ページの隅っこには「秀タン、頑張れ!」の応援メッセージと、ハートのマーク。
そんな献身ぶりは、オフにますます発揮される。
ウィークデーは、栄養学の勉強に当てているという絢香さん。新婚時は夫が家に帰るたびに、10品以上のおかずを食卓に並べていたそうだ。
その量も半端ではなく「10人で食べても余るよ」と夫を呆れさせたのは、一度や二度ではなかった。
「お願いだから、減らして」との夫からのたっての願いに、今では品数こそ適量になったが、いまも栄養バランス満点のメニューでもてなしてくれる。
最近の定番は「実は末端冷え性」という夫のために考案された「ショウガを使ったおかず」だそうで、猛暑による疲労回復もぬかりない。
2年ぶりのツアー通算9勝目の優勝シーンはそんな絢香さんの抱擁で締めくくられて、真夏の芥屋はますます熱く燃えた・・・・・・!!
もっとも、谷原の夏はまだ終わらない。
最終日の翌日の30日月曜日は、地元・広島県の松永カントリークラブで自身主催の「第4回谷原秀人ジュニアクラシック」が行われる。
毎年、残暑きびしいこの時期を選んで行ってきたジュニアイベントは、プレゼンターとして会場に足を運ぶたびに「暑いのに、子供たちはいつも、びっくりするくらい元気一杯で。見ているこちらまで、元気になれるんです」。
また今年も無邪気な笑顔に出会えることを励みに掴んだ勝ち星は、いつもパワーをくれる子供たちへの、何よりの手土産となった。