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今年こそ、直道さんを胴上げしたい!

アジア代表は日本の谷原、谷口、石川(左から)を筆頭に…
タイのアマタ・スプリングス・カントリークラブで9日(金)に開幕するアジアVS欧州の対抗戦「ザ・ロイヤル・トロフィ」を2日後に控え、アジアチームの思いはひとつにまとまりつつある。

「今度こそ、キャプテンを最終日の18番で胴上げしたい・・・!!」。

昨年は国王家の訃報のため1回飛んで、一昨年大会の第2回大会。
尾崎が初のキャプテンに就任した記念の年に、アジアチームは惨敗を喫したばかりか、ひとつも勝ち点が取れずに惨憺たる結果となった。

谷口は、当時の代表メンバーだっただけに不甲斐なさと、直道に対しても申し訳なさが募ったものだ。

2年越しで、あの雪辱を晴らすチャンスが巡ってきたいま、気合いが入らないわけがない。
そして、それは初出場の谷原秀人をはじめ、最年少メンバーの石川遼らも同じだ。

「直道さんを、胴上げしよう」と、声を揃えた。

そして、それを実現できる力が確かにある。

メンバーに名を連ねた彼ら日本勢3人のほか、今年のアジアチームは年間3勝のタイのプラヤド・マークセンや、同2勝の韓国のS・K・ホ、アジアンツアーの歴代の賞金王トンチャイ・ジェイデイやチャーリー・ウィ、中国の英雄W・リャンら、精鋭揃いだ。

「あと大事なことは気持ちだけ。絶対に勝つんだという思いを最後まで貫くこと。メンバーにはそのことを、常に伝え続けたい」と、キャプテン。

尾崎の熱い気持ちはすでに、十分に伝わっている。

  • 地元・タイの英雄、マークセンとジェイディ
  • 韓国出身のSKホとチャーリィ・ウィ
  • そして中国のWリャン(右)が、力を合わせて、今年こそキャプテン尾崎(左)に勝利を捧げる!!

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