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今年こそ、直道さんを胴上げしたい!
「今度こそ、キャプテンを最終日の18番で胴上げしたい・・・!!」。
昨年は国王家の訃報のため1回飛んで、一昨年大会の第2回大会。
尾崎が初のキャプテンに就任した記念の年に、アジアチームは惨敗を喫したばかりか、ひとつも勝ち点が取れずに惨憺たる結果となった。
谷口は、当時の代表メンバーだっただけに不甲斐なさと、直道に対しても申し訳なさが募ったものだ。
2年越しで、あの雪辱を晴らすチャンスが巡ってきたいま、気合いが入らないわけがない。
そして、それは初出場の谷原秀人をはじめ、最年少メンバーの石川遼らも同じだ。
「直道さんを、胴上げしよう」と、声を揃えた。
そして、それを実現できる力が確かにある。
メンバーに名を連ねた彼ら日本勢3人のほか、今年のアジアチームは年間3勝のタイのプラヤド・マークセンや、同2勝の韓国のS・K・ホ、アジアンツアーの歴代の賞金王トンチャイ・ジェイデイやチャーリー・ウィ、中国の英雄W・リャンら、精鋭揃いだ。
「あと大事なことは気持ちだけ。絶対に勝つんだという思いを最後まで貫くこと。メンバーにはそのことを、常に伝え続けたい」と、キャプテン。
尾崎の熱い気持ちはすでに、十分に伝わっている。