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『アジアパシフィック パナソニックオープン』の記者発表

(左)宮本勝昌 谷原秀人 石川遼
大会まで約あと1ヶ月と迫った『アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン』の開催コース、城陽カントリー倶楽部(京都府)で、24日(月)記者会見が行われた。この日は、ディフェンディングチャンピオンの谷原秀人、ジャパンゴルフツアー選手会長の宮本勝昌、パナソニックと所属契約を結ぶ大会ホストプロの石川遼の3選手が視察プレーを行い、後半の9ホールは報道陣にも公開された。テレビ中継の解説を務める芹澤信雄により、ホールの攻略法が紹介され、和やかな雰囲気の中でプレーが行われた。

視察プレーのあとに行われた記者会見には、パナソニック株式会社常務役員 鍛治舍 巧(かじしゃ・たくみ)様、城陽カントリー倶楽部理事長 森下洋一様、アジア太平洋ゴルフ連盟名誉会長 辻 暎一郎様、財団法人日本ゴルフ協会大会競技委員長 野村 惇様に加え、3選手と芹澤信雄が出席した。

会見では選手が「1ヵ月後にはラフも深く、グリーンも硬くなってくると思うので、フェアウェイキープが第一」(宮本)、「フェアウェイが絞ってあるので、優勝スコアは10アンダーに行くかどうか」(谷原)と、コース攻略の難しさを語っていた。

記者からは「京都に来るのはいつ以来か」と言う質問に、宮本が「中学3年の修学旅行以来ですが、昨日こちらに着いてから少し時間があったので、ホテルの周りを歩いてみて感動しました」と答え、谷原は「この3年京滋オープン(ツアー外競技)に出させてもらっているので、毎年来ています」と答えると、最後に石川が「僕も中学3年の修学旅行以来で、そのときのことを鮮明に覚えています」と答え、場内は爆笑。思わず宮本が「それはそうだろうなぁ」と突っ込むと、「3年前です!」とさらに笑いを誘った。
それでも最後は「昨年は未熟なプレーをしてしまった。今年はもう少しホストプロとしての自覚を持ちたい。思い切ったプレーを京都の皆さんにお見せしたい」ときっちり締めくくってくれた。この日石川はホストプロとして、見事に大役を果たした。

大会は9月24日(木)〜27日(日)の4日間、日本とアジア太平洋地域のプロ、アマのトッププレーヤー132名が参加して行われる。
  • 左から野村惇(JGA)、辻暎一郎(APGC)、森下洋一(城陽CC)、鍛治舍 巧(パナソニック)、宮本勝昌、谷原秀人、石川遼、芹澤信雄

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