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JGTO Novil FINAL 2012

「今週優勝できれば100点」浅地洋佑

風が強くてごめんなさい
浅地洋佑は、先週強風が吹く難コースで開催された日本オープンに出場し、28位タイと健闘した。深いラフに入れば、サンドウエッジで出すだけというシーンが何度もあった。それに加えて、海から吹き付ける強烈な風が各選手を悩ませた。そんな中での28位なので評価してもいいような気もするが、本人は「もう少しいけたかな」とこの成績には納得していないようだ。

浅地は、今年ツアーには17試合に出場し、11試合に予選を通過し、賞金ランキング(海外メジャー含む)は72位という成績だ。賞金シードが微妙な位置だが、ルーキーイヤーの成績としては、申し分ない成績のように思える。しかし、同い年の川村昌弘が賞金ランキング25位の活躍を見せているのをみると、やはり物足りなく感じるようだ。「彼は頭の使い方がよくて、僕は悪かったということ」と差を感じている。

ツアーでは結果を出せていない一方で、チャレンジトーナメントでは「ISPS・CHARITYチャレンジトーナメント」で優勝し、現在チャレンジ賞金ランキングでは5位につけている。1位の河野祐輝とは約130万円差なので、優勝すれば逆転できる。本人も「優勝しか狙っていない。優勝できれば大満足。(自分に)100点をあげてもいい」と意気が上がる。

開催コースのザ・カントリークラブ・ジャパンは、今年ツアー競技の「ダイヤモンドカップ」が開催されており、浅地も「何ラウンドかプレーしていいイメージがある。あとはパッティングが決まってくれれば、優勝争いが出来る」と自信を持っているようだ。

もし19歳の浅地がチャレンジ賞金王になれば、チャレンジトーナメントでは史上最年少の賞金王になる。これ以上の成果はないだろう。「調子はまずまず」というだけに楽しみだ。
  • ザ・カントリークラブ・ジャパンのクラブハウス

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