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フジサンケイクラシック 2006

宮里聖志が暫定7位タイ

大雨に見舞われた午前組。タフなコンディションに、「絶対にボギーは出る」と開き直った。その分、丁寧なプレーを心がけて69。
同時に、「ずっと悩んでいたことも解消されつつある」と、笑顔になった。

賞金の加算は2006年ながら、昨年12月に行われたアジア・ジャパン沖縄オープンで2位。
5月のマンシングウェアオープンKSBカップで3位。
早めにシード権を確保して余裕が出来たことから、持ち球のフェードに加え、「状況に応じてドローボールも打てるよう」スイング改造に踏み切った。

しかし、それが思うようにいかず、結局フェードに戻したのがつい最近。
今回は、どんなに迷っても師匠の父・優さんに相談しなかった。
「沖縄にも帰らず、一人で乗り切ろうと」。
結局、失敗したとは言うものの、自分で考えて、もがいたことが精神的な成長にもつながったと感じている。

暫定ながら首位と3打差の7位タイ(1日時点)。
次週には、藍さんが久しぶりに日本に帰ってくる。
「お互い忙しくて、多分会えないと思うけれど・・・」。
長男の優勝で、妹の帰国をねぎらいたい。

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