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静ヒルズトミーカップ 2012
『静ヒルズトミーカップ』は、今年も5つの理念を掲げ開催されます
『静ヒルズトミーカップ』は、主催の森ビル㈱が「もっと若い選手に育ってもらいたい」、「トーナメントに出場する機会を多く与えたい」という中嶋常幸の思いに共感し、2007年から開催されている。
静ヒルズトミーカップは5つの理念を掲げている。
(1)中嶋常幸による講演会
大会の冠名にもなっている中嶋常幸が、大会2日目(7月13日)の夜にセミナーを行います。若手選手にとって関心の深いテーマを選び、中嶋自身の経験をもとに語る。
(2)ハードなコースセッティングと試合環境
通常のチャレンジトーナメントと異なり、3日間トーナメント。中嶋常幸設計のハードなコースセッティングを勝ち抜くには、レギュラーツアーでも戦い抜ける精神力と技術力が必要になる。
(3)グローバル
グローバルなトーナメントを目指し、今年はアジアンツアーから2名、韓国から2名、中国から1名、ベネズエラから1名の6名を招待することになりました。例年は3名程度を招待していたこともあり、今年はより海外と連携しグローバルかつハイレベルな大会となっていくことを目指していることがわかる。
(4)地域密着
昨日10日(火)には、プロアマ大会とPar3コンテストが行われ地域の方々を招待しました。更に、地元茨城県の業者からテントを借りるなど、より地域一体となった大会作りを行ってきている。
(5)選手へのホスピタリティー
大会期間中、選手と帯同キャディに朝食と昼食をサービス。また練習施設も無料で解放するなど、選手が大会に集中できる環境を提供して頂いています。
これら5つの理念を基に、“理想的なチャレンジトーナメント”を作ることを目指している。
そして今年は、ジュニア育成に対し力を入れている。
“ヒルズから世界へ”をテーマに『ヒルズゴルフ・トミーアカデミー』が開校された。このアカデミーは、中嶋常幸が主宰する新たな取り組みで、優秀な選手の発掘・育成を目指している。6月24日(日)には、アカデミーの特待生を決める選考テストが行われ、24名が合格。その中から、中学3年生の吉田歩生(よしだ いぶき)くんが期待の選手として選ばれ、『静ヒルズトミーカップ』に出場することになった。中嶋常幸が一目置く期待のジュニアがどのようなゴルフを見せるのか注目だ。
『静ヒルズトミーカップ』は、2008年大会2位の池田勇太、昨年の2010年大会3位の薗田峻輔など、現在のジャパンゴルフツアーを代表する選手を多数輩出している。今年もどんな選手が出てくるのか注目だ。
中嶋常幸が設計、監修した静ヒルズカントリークラブのスローガンは、“すべてのホールにドラマがある”。すべてのホールに特徴があり、1ホール毎にとても印象深く残る18ホールとなっている。また、特にINコースは難易度が高く、最終日のバック9では気が抜けない白熱の優勝争いが期待される。
賞金総額1500万円(優勝賞金270万円)をかけて、ツアープレーヤー147名、アマチュア5名の計152名が激しい戦いを繰り広げる。