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<全英オープン最終日> 黄重坤(ハン・ジュンゴン) 『すべてが初めての出来事』

今日は、朝8時のトップスタート。
すでにその時からコース内には強風が吹き荒れていた。
「今日は風がものすごく強くて、おまけに全然風向きを読むことが出来なかった。」
集中力が途切れ、自分のプレーをすることがまったく出来なかった。

アーニー・エルスに憧れて、13歳からゴルフを始めた。
2009年秋、高校2年生でプロ転向。
2010年は韓国ツアーで戦ったが、芽が出ることはなかった。
その年の日本のQTを受験して、ランキング5位。
今年は、開幕戦から2試合連続で予選通過をするものの、3戦目から5試合連続で予選落ち。
しかし、日本ツアー参戦からわずか8戦目にして初優勝。
〜全英への道〜ミズノオープンで優勝を飾ったことから、全英オープンへの出場資格を得た。
「今回はすべてが初めての出来事でした。コースの難しさ、雨、風、ギャラリーの多さ、大会の雰囲気など、挙げたら切りがありません。世界のトップの選手達と同じフィールドにいる自分が不思議に思えたりもしました。」
まだ19歳。すべてが初めての出来事に戸惑うのも無理はない。

「たくさん勉強して、また必ずここに戻ってきたいです。来週からの日本のツアーで頑張りたいと思います。」

今回の多くの初めての経験は、今後のゴルフ人生に必ず活かされるはずだ。

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