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【Handa Cup プロミシングゴルファーズトーナメント 〜アンダー30〜】 大会2日目 前粟蔵俊太が2位タイに急浮上

「やればできる!宣言通りですよね。」とスコアカード提出エリアに戻って来た。

大会初日は難しいインコースを果敢に攻めて、あえなく失敗。トータル1オーバーの32位タイに留まっていた。
「やはりこのコースはインは耐えない」と、昨日はドライバーを振っていたホールでも、クリークやアイアンでフェアウェイキープに専念した。
1ホールずつ丁寧に攻めた結果、今日のインコースは別人のように32。17番は7メートルのロングパットを沈めバーディとすると、18番では2メートルのイーグルパットを確実に決めた。

トータル5アンダーの2位タイまで急浮上し、一気に優勝争いに加わる格好だ。

前粟蔵は優勝の機会はこれまでに多くあった。
今年もチャレンジトーナメント第5戦『静ヒルズトミーカップ』で2日目まで単独首位を守り、2位に2打差をつけていた。
ところが、最終日に75とスコアを伸ばせず、11位タイに失速。

2009年チャレンジトーナメント開幕戦『Novil Cup』では、佐藤えいちにプレーオフで惜敗。2008年チャレンジトーナメント第2戦『有田東急JGTOチャレンジⅠ』でも池田勇太を含めた4人のプレーオフで敗れた。

本人も「最終日は自分が守りながら、中途半端に攻めるようなプレーをやっているのが分かる。」と首を横に振る。
トーナメントで優勝経験こそないものの、優勝争いの経験は若い選手の中では最上位。

「明日は18ホール行けると思う」と力強く話した。


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