高校時代は野球部のエース。大学で野球を続けることを考え、セレクションを受けるなどしたが決定には至らなかった。浪人するかどうか半年ほど悩んだ末に選んだのがプロゴルファーへの道。練習場で少し打ったことがある程度だったが、ゴルフ雑誌に掲載されていた研修生募集の広告を頼りに新しい世界に飛び込んだ。　プロテスト合格は26歳の時。当初は出場権を手にすることが出来なかったが徐々に力をつけてチャレンジで少しずつ結果を残せるようになる。09年にはチャレンジで２勝をマーク。賞金ランクは４位に入った。だが、ツアーに参戦した10年は高い壁に跳ね返され、賞金ランク111位に終わった。　長い雌伏の時を経て、16年の『ＨＥＩＷＡ・ＰＧＭ　ＣｈａｌｌｅｎｇｅⅠ』で７年ぶりの優勝を飾る。３打差15位からの逆転Ｖだった。賞金ランクは９位。43歳のベテランが久し振りのツアー舞台でリベンジを狙う。