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つるやオープンゴルフトーナメント 2012

もうすぐはたちの黄重坤(ハンジュンゴン)が2位タイに

昨年6月は、デビューから8戦目のミズノオープンで、当時は石川遼についで史上2番目の若さとなる19歳でツアー初優勝をあげたものの、賞金ランキングは33位にとどまって、その点では不満の残る1年となった。

「今年はランキングでトップ10入りを目指します」と、このオフは体を鍛え直し「特に器具を使って背筋を鍛えてきました」と、たくましくなって戻ってきた。母国韓国のゴルフアカデミーでスイングにも微調整を加えて、「まずは1勝」と意気込む。

今年も、トレードマークの黒縁めがねに、お父さんの炳元(ビョンウン)さんのキャディぶりも息ぴったりで、この日の66に「今日のプレーはすべて良かったなあ」と、声をそろえた仲良し親子。

「でも・・・」と、肩で息つくお父さん。
「今日も雨で大変だったし、バッグを担ぐのも年々しんどくなってきて・・・。私のほうは、1年持ちそうにないかも」。6月頃には「リタイアする可能性が」と不安をのぞかせているだけに、それまでにぜひ、通算2勝目で報いたいと張り切る孝行息子である。

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