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日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯 2012

記録更新を狙った谷原秀人は・・・

自らの記録更新を視野に入れたとたんに、途切れるとは・・・。昨年11月のカシオワールドオープンから続けていた「オーバーパーなし」の記録は15ラウンド目にあえなく終止符を打った。

この日の16ラウンド目をクリア出来れば、自身の記録に並ぶはずだった。
しかし前半の13番で「池ぽちゃ」。さっそく暗雲垂れ込めた。後半は1番、5番のバーディでイーブンパーまで戻して希望をつないだのもつかの間、8番パー3でティショットをラフに打ち込み、寄らず入らず。

ボギーを打って、1オーバーは最後の9番に賭けたが再びティショットを左のラフに打ち込み、刻んだ2打目もまたラフで、3打目はピン奥の長いバーディパットを残してしまった。

パー5でパーに終わって万事休すだ。

この日2日目は午後からは特に、5月とは思えない冷え込みと、風と時間を追うごとに堅く速くなるグリーンに、難しいピン位置など難条件が重なった。

「こんなに寒いとは思わなかったし、残念」。
だが、すぐに気持ちを切り替え「明日はもっとバーディを取っていく」。
記録はいったん途絶えたが、自身初のメジャー獲りのチャンスはもちろんまだ継続中だ。

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