「特別なことは、何もなかったんですが、セオリー通りにコツコツとプレーしてきただけ。チャンスについたところを外さなかったことが、このスコアにつながりましたね」と、語るのは福永安伸。全体的にスコアが伸び悩む中、6バーディ、1ボギーの66ストローク。5アンダーで3位タイスタートを決めた。「グリーンはどこも傾斜がきついですし、ピンの位置を判断しながら、キッチリと上りのラインにつけることだけを考えてプレーしました。当たり前といえばそれまでなんですが、ついた時がチャンスになる訳ですし、基本に忠実なゴルフでスコアを伸ばしていきました」
　派手なゴルフは必要ない…という事を物語るプレーで、初日上位スタートを決めた福永に明日からのプレーについて話を向けると…
「明日もやることは同じです。無理なことはしませんし、ボギーがきても焦らず、チャンスについた所で、しっかりと狙っていくだけです」ステディなプレーで上位に進出したのは、2位タイをマークした『PGA･JGTOチャレンジカップin房総』でも実証済み。
明日からも基本に忠実なプレーで、前回届かなかった頂点をこの大会で目指す。

• 福永 安伸