現在チャレンジ賞金ランキング2位につけている福永安伸。約60万円の差でトップの大槻智春を追っている。「いよいよですね」と最終戦に挑む。今年は4月のジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山で優勝し、幸先のいいスタートを切った。ただ、その後は「2勝目」を挙げることができず、成績は「予選は通るけれどもうひとつ」という状況が続いている。

その要因はパットだ。「パットで流れが作れず、それがショットにまで影響してきて」しまっている。「序盤でパットが入ってくれれば、いい流れでいけるのに、それをやりたいのにできない」ともどかしさを感じている。パットが入らない原因は、「いい時にカップを見た」ときと微妙な違いを感じているところだ。構えかアライメントが微妙にずれているのかもしれない。その微妙な差異がパッティングのタッチやラインの読みであわないようだ。

それでも「ここまで来たら1位を目指してやりたい。優勝を狙うしかない」とぶれるところはない。コースは「グリーンはスピードもあるし、傾斜もある。ティーショット次第でバーディチャンスにつけられるか」決まってくる。2015年大会では3位タイに入っている実績もあり、相性は悪くない。逆転でチャレンジ賞金王を狙う。

• 福永 安伸
• 大槻 智春