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中嶋が、ワトソンが・・・!! ゴルフフェアは初日から大盛り上がり(初日)

15日に初日を迎えた「ジャパンゴルフフェア2013」は開会式に出席した池田のほかにも、男子プロが目白押しだった。

ベテランの中嶋常幸は、男子プロを代表して19歳の浅地洋佑とともに、メインステージでトークセッションに参加した。

112年ぶりに、ゴルフが正式種目に復活する次のリオデジャネイロ五輪。その話題をメインに『ゴルフ、リオの舞台で』で題して、バレーボールの元五輪代表の大林素子さんや北京五輪で男子競泳メドレーリレーの銅メダルに輝いた宮下純一さん、女子ゴルフの宮里美香さんらとともにオリンピックの醍醐味と合わせて、ゴルフの魅力を語り尽くした。

日本ゴルフ協会(JGA)の、オリンピックのゴルフ競技対策本部でオフィシャルスポークスマンをつとめる中嶋は、次の五輪でゴルフが復活することに大喜びで、「ゴルフは個人競技だけれど、国旗を背負った戦いにはまた格別のものがある。代表選手たちはきっと入場行進でものすごい感動を味わってくれると思う」。

浅地は先月、JGTO主催の五輪代表選手育成のための強化セミナーに参加したことについても触れて、「選手たちはみな、それを励みにものすごく頑張っています」と、3年後の五輪が高いモチベーションになっていると話した。

さらに、2020年の五輪招致にも触れて、「僕は東京生まれの東京育ち。もしも開催が実現して、しかも自分が出られることになったら、本当にものすごく感動すると思う」と興奮気味に語り、東京開催への期待を膨らませていた。

そのほかのイベントでは昨年12月にプロ転向を宣言した伊藤誠道が、ナイキのブースで正式に契約を発表して、今年にかける思いを語った。
出場優先順を決める昨年のQTには失敗したが、「今年は主戦場のチャレンジトーナメントで“賞金王”になる」と、意気込む。
伊藤は今年、杉並学院高校の最終学年にもあたり、「難しいかもしれませんが勉強とゴルフ。2つを両立させて、父母にも恩返しがしたい」と大勢のファンの前で、ルーキーイヤーでの健闘を誓った。

そのほか、ゴルフフェアの初日は海外からのスター選手も・・・!!
メジャー8勝、ツアー通算39勝のトム・ワトソンが、テイラーメイドのブースを訪れトークショーを開催。この日一番の黒山の人だかりに、アメリカのPGAショーをも例に挙げ、「今日もそれに匹敵する盛り上がり!」。

来日は、2010年のダンロップフェニックストーナメント以来という。希有な名手の登場に、サインを求めるファンの長蛇の列にも、あの柔らかな物腰でいつもの笑みを振りまいていた。

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