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日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 2014
星野英正は首位タイにも「明日は明日の風が吹く」
「時々とんでもないフックボールとか、プッシュも。調子が悪いので、どこでどうなるか分からないと思ってやっているので」。
それだけに、たとえ最後の18番で、バンカー目玉の脱出に失敗してダブルボギーの幕切れにも、本人としては67の5アンダーは「こんなスコアで回れるなんて、思っていない。予選は必死で通ろうと思っていたのに、上出来ですよ」。
この上ない好発進には改めて、「ゴルフって分からない」。
絶不調でもこうして良いスコアで上がって来られることもあれば「朝の練習場で、いくら良くてもコースに出たら、全然変わったり」。
星野の場合は、かつて制覇をしたコースであるという利点もある。
「勝ってるコースだから。悪いイメージもなくやれる。その分、伸び伸びと振れるというのもあるのかな」。
だからといって、調子に乗る気持ちなどさらさらなく「明日は明日の風が吹くという気持ちで。出来るだけトラブルを防ぎながら、気を抜かずにやりたいです」。
相性の良い宍戸も、ソロソロと歩く。