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〜全英への道〜ミズノオープン 2014

増田伸洋は「今度はおっさんが刺激を」

依然として瀬戸内海に強い風が吹く中で、「4アンダーは満足です」。2番は2オン狙いのパー5で、グリーン奥にこぼしたが、1メートルに寄せて難なくバーディを奪った。5番は160ヤードの2打目を7番アイアンで2メートルにつけるなど、ショットが冴えた。

今週、バッグを担ぐ長恭邦さん。昨年まで宮里聖志の専属キャディをつとめていた。「聖志とは、よく一緒に練習ラウンドをして長さんも、僕の良かったときのスイングを覚えてくれていた」。

前日2日目はホールアウト後の練習場で、「アドレスの位置が、前より遠くないですか」と、長さん。
「10センチくらい近くに構えて打ってみたら、しっくりきた」と、あまりの変化にむしろ初日の68には「よく、4アンダーで回って来れたな」と、不思議なくらい。

2012年にシード落ちを喫して懸命に復活の道を模索する41歳。所属先ドームのトレーニングジムには、各スポーツ界のトップアスリートが集い、刺激を受けっぱなしだ。

オフにはダルビッシュ有選手や、松阪大輔選手とも会って改めて「彼らの探求心は」と、度肝を抜かれた。
「若い奴らに負けてらんない」。ファイナルQTランクは17位から、シード奪回をにらむ今季は、今度は自分がそんな彼らをあっと言わせる。
「おっさんが、刺激を与えられるような活躍がしたい」と、最終日を前に気合いを入れ直した。

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