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<茨城県友部町・宍戸ヒルズカントリークラブ>

日本ゴルフツアー選手権宍戸ヒルズカップの舞台
<茨城県友部町・宍戸ヒルズカントリークラブ>

1974年に開場、数百種類の木々によってセパレートされた自然美あふれるコース。84 年には「関東オープン」が開催され、当時は中嶋常幸がその栄冠を手にした。

今回の開催では開場2年後に増設された9ホール(#1,#2,#12-#18)に、 いまから10年前に増設された9ホール(#3-#11)を合わせた西コースを使用。「宍戸ヒルズ」の美しい木々に、池やクリークが加わり、自然のハザードをいっそう豊かに盛り込んだコースレイアウトは、スコットランドのセントアンドリュースのように、『Going “Out”(出て行く) Coming“In”(帰ってくる)』の作りで、スタートしてから 18番ホールにたどりつくまでクラブハウスに戻って来ない。

今年は8番、11番、12番、16番ホールの4ホールでヤーデージの変更を行い、総計140 ヤードの距離延長を行った。コース攻略の大きなカギは、ティショットの正確性とベントのワングリーンの微妙なアンジュレーションをいかにして読みきるかにある。

成熟した樹々の中でのラウンドに、「森林浴コース」との愛称を持つ美しい森・宍戸ヒルズ。

“良いショットにはアドバンテージを、悪いショットにはペナルティを”というジャパンゴルフツアーのコンセプトとあいまって、昨年以上にチャレンジング、かつスリリングな仕上がりを見せている。

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