町内の5校全校がスナッグゴルフを導入した、宮城県亘理(わたり)郡山元町の山下第二小学校で、実技講習会が行われ、後藤美希子プロの指導により、パット、チップショット、ピッチショット、フルショットの基本練習を行った。

朝方の雨も止み、重たい雨雲が過ぎ去ると、真夏の太陽が校庭に照り付けて、子どもたちは額に汗を光らせながら、3-4年生40名、5-6年生50名が、スナッグゴルフを楽しんだ。

山下第二小学校は、海岸から防風林を抜けたすぐ横に位置する小学校で、真夏でも心地よい海風が校舎に吹き込むという素晴らしいロケーションにあったが、昨年の震災で津波の被害を受け、現在は近隣の山下小学校と同居する形が続いている。

講習の最後に行われた「ゴルフってどんなスポーツ？」という紙芝居では、「葉っぱの上に乗ってしまったボールを、誤って動かしてしまったときに、正直にペナルティを申告できてよかった。もしもその時に言えなかったら、今、ゴルフを楽しめなかったかもしれない。皆さんも普段の生活で正直に伝えようね。」との後藤プロからのお話には、真剣な表情で聞き入り、ゴルフの楽しさと魅力を同時に学んだようだ。

山元町では8月2日(木)に、中嶋常幸と星野英正が訪問し、「ゴルフで宮城県を元気に！プロゴルファー中嶋常幸・星野英正スナッグゴルフ体験会in山元町」にて、山元町内の児童たちを対象とした、スナッグゴルフ体験会や講話などが行われる計画。

更にまた、イベント翌日の8月3日(金)には、中嶋、星野の両プロによるプロアマ大会が宮城野ゴルフクラブで開催され、こちらのイベントには一般参加ができ、現在、参加者を募集中で、参加すると中嶋プロまたは星野プロのどちらかと、1ホールを一緒にプレーできるという特典付き。開催間近なので、興味のある方は是非ご参加を。

⇒8月2日(木曜日)「スナッグゴルフ体験会in山元町」の概要は「コチラ」

⇒8月3日(金曜日)「支援者感謝プロアマ大会in山元町」の概要は「コチラ」

社団法人日本ゴルフツアー機構では、東日本大震災で被災された地域や子どもたちを、ゴルフを通じて支援する活動を継続して開催していく方針です。

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• 中嶋 常幸
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