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ANAオープンゴルフトーナメント 2011

ゴルフ北海道スイングは最終戦

7月に行われた道内2戦は「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップ」と「サン・クロレラ クラシック」で立て続けに4位。そして、先週は4年ぶりのツアー通算2勝目を挙げた。

韓国のドンファンが、今年北海道で行われる3戦の獲得ポイント最上位者を決める「北海道スイング」の最終戦をランク1位で迎える。

ひとつ年上の母国のヒーローに触発された。
セガサミーカップの決勝2日間で回った賞金王の金庚泰(キムキョンテ)の、ピンを狙わずチャンスを引き寄せるゴルフを参考に、そのあと3戦でトップ5入りを果たして、ついに栄冠を引き寄せた。

昨年まで2年間の兵役について、試合勘を取り戻すのは容易ではなかったが、明るく前向きな性格と備わった身体能力、技術力で復帰後の初Vを達成して、今週は輪厚に乗り込んで来る。

「キョンテさんの後に続きたい」。
目標もでっかく、自身初の賞金王獲りを掲げて、今週は2週連続Vも狙っていく。

<ゴルフ北海道スイングとは>
道内で行われる3トーナメントが互いに手を組み、活性化をはかろうという取り組みで、2006年よりスタート。
今年も「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップ(7月21-24日 ザ・ノースカントリーGC)」と「サン・クロレラ クラシック(7月28-31日 小樽CC)」といよいよ今週の「ANAオープン (9月15-18日 札幌GC輪厚C)」の3大会で全勝した選手には、各主催者より賞金1000万円が。

また該当者がなかった場合も3大会の獲得賞金のポイントランキング上位者に賞金100万円と、海外ツアーの出場権が与えられるというものです。

最初にその権利を得た金庚泰(キムキョンテ)が翌週は全米プロ遠征のため、大会を欠場して今年も残念ながら、1000万円のビッグマネーは夢と消えましたがまだおいしいチャンスは残っています。
さて今年は、どの選手に北の女神が微笑みますか。

<ゴルフ北海道スイング トップ10(サン・クロレラ終了時点)> 
1位 ドンファン
2位 平塚哲二
3位 S・コンラン
4位 D・スメイル
5位 H・T・キム
6位 池田勇太
7位 藤田寛之
8位 金 度勲
9位 P・シーハン、岩田寛
  • 昨年のゴルフ北海道スイング1位は平塚哲二。アジアと日本の両ツアーでシード権を持つ実力が道内3戦でも生かされ今年も現在同2位と2年連続の獲得がかかる

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