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〜全英への道〜ミズノオープン 2012

連覇を狙う、黄重坤(ハンジュンゴン)

すっかり、トレードマークになった黒縁めがね。ある大会の会場で、知人からそれとよく似ためがねを拝借した横田真一がひとこと。「黄重坤(ハンジュンゴン)です」。実際に、似ているかどうかはさておき、物まねをされるということは、それだけ注目され、存在を認められているという証拠でもある。

昨年覇者は、若きチャンピオン。当時、まだ10代のツアー優勝は、石川遼に次いで史上2人目。優勝時の19歳は、石川に次いで、当時なら史上3番目の若さであった。

いま、男女ともに隆盛めざましい韓国勢の一角を担う。
シード2年目の今季は序盤こそ、まだ父親の炳元(ビョンウン)さんがキャディとして息子を支えていたが、「体力的にバッグを担ぐのもしんどくなってきて」と、こぼす父親への気遣いもあって、いよいよ二十歳の誕生日を迎えた5月からは、ハウスキャディを起用するなど独り立ちも果たした。

大人の階段をまた一段、のぼった。昨年はツアー初Vをあげながら、賞金ランクは33位にとどまった。
「その点では不満の残る1年でした」との反省から、今年はトップ10入りを目指している黄。
連覇で目標にも弾みをつける。

※ミズノ株式会社主催、岡山県笠岡市のJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部で6月21日より開幕する「〜全英への道〜ミズノオープン」の詳しい情報はこちらから!

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