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富士ホームサービス チャレンジカップ 2016
5アンダーで暫定トップに立った甲斐慎太郎
夏場に強い甲斐が2008年『バナH杯KBCオーガスタ』でツアー初優勝を挙げてから8年の歳月が経つ。再びレギュラーツアーの舞台で躍動を誓う男が「優勝」の二文字へ向け大きく歩み出した。
「前半はプレーできるのか心配でした」と話すように強風の中、選手たちのプレーは進行する。
前半のOUTコースを1オーバーで折り返すと、甲斐の快進撃がここから始まる。
後半に入ると雨風ともに弱まり、同伴競技者全員がスコアを伸ばし始める。
「自分も良い流れの中でプレーができ、2ホールでOKの位置につけ、ほかでも1ピン以内に寄せてバーディーでした」と振り返る圧巻の6バーディーを奪い、トータル5アンダーで暫定トップで初日の競技を終えた。
甲斐がホールアウトした直後に雨が強まり、この日2度目の中断へ。
翌日に競技を持ち越すことだけは避けたい思いでプレーしていた甲斐は「自分がサスペンデットにならなくてラッキーです。明日のスタートまでゆっくり身体を休めたい」と優勝へ向けた準備を進める。
8年ぶりの「優勝」へ向け、明日の最終日へ挑む。