三井住友VISA太平洋マスターズでツアー10勝目を飾った谷原秀人が、シーズン最終戦の翌日に、ジュニア育成活動や支援活動、そして障がい者の福祉事業支援を目的とした財団を設立し、400人を超える来場者を迎えての記念パーティを開催した。
この財団は、一般財団法人Green Seed Foundation(グリーンシードファウンデーション)。
「小さな種から出た小さな芽でも、やがて集まれば緑鮮やかなグリーンになるように、ひとつひとつの善意の心を大切にし、根が広がるように多くの方たちへ伝わるように」との思いを込めて命名された。
設立者で代表理事は谷原秀人。理事には故・田中角栄元総理の秘書を務めた朝賀昭さん、そして最高顧問や特別顧問には、錚々たる政治家たちが名を連ねる。
谷原は既に出身地の広島県で、ジュニア育成を目的とした谷原秀人ジュニアクラシックを開催しており、父・直人さんと腕を磨いた松永カントリークラブで7年も開催を続けている実績がある。障がい者の福祉事業支援に関しては、東北福祉大学で基礎を学んだ経験を生かし、本格的な取り組みに着手する。
谷原は、「人に育てられ、そして自身も子どもを授かり育てる立場となり、助け合い支え合う、共生の社会が必要。皆様のご協力なくしてこの活動は成り立ちませんので、どうかご賛同ご支援をお願いしたい。」と切々と来場者に訴えた。
一方、お客様を楽しませたアトラクションでは、今年と昨年の2年連続で平均パット数1位に輝いた腕前の谷原秀人が、6メートルのパッティングを見事に決めると、トーナメントばりの派手なガッツポーズを決め、パーティをいっそう沸かせた。
また、設立記念パーティには、ジャパンゴルフツアー表彰式を終えたばかりの藤本佳則や松山英樹など、谷原と親交の深いプロ仲間が駆けつけ、来場者へのスペシャルレッスンやオークションにも参加し、谷原と共に来場者を楽しませた。