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史上初の9冠達成! 松山に始まり、松山に終わった2013年
秋はアメリカに軸足を移してしばらく日本を留守にしたにもかかわらず、誰をも寄せ付けずに、ツアー最終戦を待たずして、カシオワールドオープンでは新人選手として年間4勝目は倉本昌弘の記録に並んで、史上初のルーキーキングに輝いた。
部門別ランキングでも賞金王を皮切りに、最優秀選手賞の「MVP」と、総合ポイントで争う「Unisysポイントランキング」に「最優秀新人賞」と「平均ストローク」の主要部門を総なめにしたばかりか「パーキープ率」に「バーディ率」、「サンドセーブ率」に加えて「ゴルフ記者賞」など、史上最多の9冠という輝かしい記録に改めて、怪物ぶりを見せつけた。
今季最後の更新となった世界ランキング(16日)では堂々の23位にさっそく出場権を獲得した来年4月のマスターズでは、もはや優勝しか見えていない。
新年早々の渡米に向けて、松山が虎視眈々と牙を研ぐ。来季は世界の舞台で、大暴れする。
写真=海外メジャーを含む16試合での獲得賞金2億107万6781円は、94年と96年のジャンボ尾崎と、01年に伊澤利光が達成した記録を抜いて、最短試合数での2億円超えの偉業達成も話題に。
21歳の賞金王には12月9日に、パレスホテル東京で行われたジャパンゴルフツアー表彰式で、永久シード選手の青木功より記念のトロフィと、パナソニック株式会社の専務役員の鍛冶舎巧さまより賞金100万円と、副賞としてパナソニックの「4K対応 65型液晶テレビ スマートビエラ」が贈られました(=写真2番目)。
また、年間4勝の賞金王は、平均ストロークや海外メジャーでの成績を加味して合計ポイントで決定する最優秀選手賞「MVP」でも、文句なしの戴冠。
東建コーポレーション株式会社さまより賞金100万円(=同3番目)と、全日本空輸株式会社の常務取締役執行役員の西村健さまより副賞として、「ANA国際線 ビジネスクラス任意1区間往復ペア航空券」が贈られました(=同4番目)。