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ゴルフフェア2日目は歴代の選手会長がそろい踏み!!

これは偶然なのか、必然なのか。ここ3年の選手会長が顔を揃えた。東京・有明の東京ビッグサイトで行われている「ジャパンゴルフフェア2013」。2日目の16日・土曜日に、ブリヂストンの展示ブースで行われたトークショーで、ずらりと席を並べた。

倉本昌弘は昨年、宮本勝昌は一昨年、そして新選手会長は池田勇太だ。

池田は前代未聞の「立候補」による史上最年少の就任だった。今年の誕生日で27歳は、「まだまだ若造で、右も左も分からない」という可愛い後輩のために、個別に相談に乗ってやったりすることはあっても、「オフにこうして3人揃うのは、めったにないこと」。

新・旧揃って熱い思いを持ち寄った。
「アベノミクスの影響で、少しは景気も上がってきたとはいえ、ゴルフ界にはまだまだ来てない。でも、ここでもうひと踏ん張りすれば、良い方向に向かっていく」とは昨年の倉本だ。
宮本も、3人見たさに集まった黒山の人だかりに目を細めて「去年よりも活気がある気がする。僕らもあらゆる努力をしていかないと!」。

そして、新会長は「先輩方にいろいろと教えていただきながら、今やれることをひとつひとつやっていきたい。今こそ男子の魅力を見せなくちゃいけない!」と、相変わらずやる気満々。

揃って日頃からお世話になっているメーカーさんの最新ギアの宣伝もぬかりなく、社会貢献活動にも積極的に関わる。楽しいトークショーに花を咲かせた後は、チャリティオークションのお手伝い。
日本ゴルフ界が合同で推し進める震災復興支援チャリティープログラム「グリーン・ティ・チャリティー」の一環で、男・女プロ問わず持ち寄った愛用品を、来場者のみなさんに競り落としてもらって、復興の義援金に当てる。

3人の掛け合いは軽妙で、勢いに任せてあっという間に値がぐんぐんとつり上がっていく。

池田が昨シーズンに使い込んだというウェッジは、なんと4万円で決着がついた。ボックスの中にたまったお札を満足そうに眺めて「復興はまだまだ進んでいるとはいえず、このお金が少しでも一端になれば」と声を揃えた。もちろん、来季にむけても三者三様、闘志も満々。

倉本は「日本のシニアとヨーロッパでもう一度勝つこと。それと、この2人にひと泡吹かせてみたい!」と血気盛んに、かたわらの宮本と、池田をにらんだ。隣の宮本は、「3年ぶりの優勝と、日本シリーズの出場権。藤田さんの4連覇を阻止してみたい」。

池田は、かねてより公言している目標を改めて口にした。
「手に届きそうでまだ届いていない賞金王。今年はなんとか実現させたい」。それと、もうひとつ大事な使命が「選手会長として、ツアーを盛り上げること。頑張って両立させる!」と、この日も慌ただしい1日を過ごした。
このあと宮本とともに、我らがJGTOブースでサイン会を開催。長蛇の列に、延々とペンを走らせ笑顔を振りまいた2人。
ベテランも中堅も、若手も一丸となって、ツアーを盛り上げていこうという決意の表れだった。

※さて、ゴルフフェアはいよいよ17日日曜日に最終日を迎えJGTOブースでは、ジャンボ尾崎のサイン会を開催します。
時間は12時30分より。なお写真撮影は、先着10名様でゴルフフェアの開場と同時に受付を開始。定員になり次第、締め切らせていただきます。またサイン会も希望者多数の場合は締め切らせていただく場合がございますので、なにとぞご了承ください。

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