最終日を5アンダーの11位タイでスタートした河村雅之は、難しく頭を使うセッティングに復調のキッカケをつかんだという。「僕も年をとってきて、頭の中のイメージと体の動きがマッチしないことが多くなってきている。調子も本調子とは程遠い状態だけど、この大会に入って、シビアで難しいセッティングでプレーする中で、考えるゴルフに徹したら、ちょっとずつゴルフが良くなったように思うんですよ」と、最終日も4つスコアを伸ばし、2位タイでフィニッシュ。「スイングのことばかりを考えていると、ついついリズムも悪くなっていたんだけど、マネジメントに徹することで、リズムがどうこうと考えなくて良くなった。それがこのスコアにつながったんだと思っています」この大会で2位タイに入ったことで、チャレンジトーナメントの賞金ランクも4位に浮上。
チャレンジトーナメントも最終戦まで残り3戦。難易度の高い“考えるゴルフ”が要求されるコースが続くだけに、河村のゴルフにも期待がかかる。