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コカ・コーラ東海クラシック 2012
金亨成(キムヒョンソン)は初日69に「プロみたいですね」
7連戦目の今週は、少し疲れも取れて、元気も取り戻したと思ったら、またまた初日からこの好発進だ。
コースに来るなり、さっそく仲良しで所属プロの上井邦浩と今年のセッティングについて話し合った。
「ラフ、ハンパないよね。マン深い(凄く深い)よね」とさざめきあった難条件も、大先輩から攻略の極意も授かった。
やはり韓国のI・J・ジャンは、2006年の今大会で最終日にコロンビアのカミロ・ビジェガスと回ったそうである。当時も今年と負けず劣らずの深いラフに、来日2年目の翌年は2007年のチャンピオンにも輝いた彼は、ティショットでスプーンやクリーク、3番アイアンを多用していた。
「カミロは80ヤードのラフより、200ヤードのフェアウェイで良いという攻め方をしていた」と、ジャンが教えてくれた。
金もさっそく参考にした。
もともと、ステディなゴルフが売りの選手は「今日はほとんどフェアウェイから打てた」と、難コースで5つのバーディに、「まるでプロみたいに上手いでしょう?!」と、おどけて笑った。