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〜全英への道〜ミズノオープン 2011

浅地洋佑くんが11位タイ浮上

杉並学院高校の3年生が、後半は5番から怒濤の4連続バーディで、一気にスコアボードを駆け上がった。「前半はパットが入らなくてイライラしていたけれど。目の前の1打に集中した」と、通算3アンダーは、11位タイに浮上した。

今季はこれまで3トーナメントに出場して予選通過は1回。先輩の石川遼も認めた実力の持ち主。過去6度のベストアマ受賞者は、不甲斐ない結果に落ち込んだ。
「なんでダメなんだろうと考え過ぎた」。
スコアにこだわるあまり、自分のプレーを見失っていたと気がついた。
その経験があったからこそ、この日はただひたすら自分のゴルフに徹することが出来たという。
アマチュア選手でも、今大会で上位4人に入れば全英オープンの出場権が得られる。実現すれば、93年からスタートしたこの日本予選でアマチュア選手が権利を獲得するのは史上初。

また、日本人アマの出場は、78年に当時日大4年の倉本昌弘が、90年には倉本昌弘の従兄弟にあたる倉本泰信が出場して以来、3人目。
さらに先月24日に18歳での挑戦は、先輩の石川遼に次いで、日本人として2番目の若さでの出場となる。
だが「そこまで行けるとは、思っていません」と浅地くん。「とにかくひとつでも順位を上げて、ひとつでも上を目指したい」。全英への道も、まずは自身の道を歩んでこそだ。

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