３月６日（火）、都内のホテルにて社団法人日本ゴルフツアー機構第１４回定時社員総会、及び臨時理事会を開催し、理事・監事の任期満了に伴う改選をおこなった。

新会長には、２００８年よりＪＧＴＯの理事職に就いていた海老沢勝二が就任し、今回の総会をもって会長職を退任した小泉直は、名誉会長の職に就くことが決定した。
（新役職は下記の役員一覧を参照）

社団法人日本ゴルフツアー機構は、１４年目のシーズンを新体制で迎える。

【海老沢勝二 会長のコメント（要訳）】
「私は長きにわたって放送分野にかかわってきました。その中で、スポーツの世界、特にゴルフにおいては、国内外のテレビ放送権獲得の道筋を作ったという自負もあります。そのような経験を活かしてゴルフ界の皆さんと一緒になって汗を流しながら仕事をしていきたいと考えています。
私は、今回の会長職に就任するにあたって、『挑戦と貢献』というスローガンを掲げたいと思います。
“挑戦”については、どのような事においても常にＮｏ１（ナンバーワン）を目指して取り組む姿勢、そして“貢献”については、社会の先頭に立って様々な貢献活動をする、という意味合いを込めています。
またギャラリー数においては、近年、１年間に約６０万人前後の数で推移していますが、この観客動員数を年間１００万人にしたい。そのためには、スポンサーの方々、選手、ＪＧＴＯは今以上に強固な関係を構築しなければならないと感じています。特に選手は、豊かな個性と強さを兼ね備え、且つ常識人でなければいけない。ファンの方々をはじめ、周りの皆から尊敬されるような存在であってほしいと思います。
今回、会長という職を大変強い決心を持ってお引き受けしました。何事においても前向きに取り組んでいきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。」

【小泉直 名誉会長のコメント】
「２００８年の３月に会長に就任させていただきまして、ちょうど４年。様々な方々から温かい叱咤、激励を頂戴いたしました。本当にどうもありがとうございました。
私が会長に就任した時は、テレビの視聴率も５％を切っている大変厳しい状態に置かれていました。その後、若いスター選手が登場し今日に至っていることは、皆様方ご存知の通りです。
現在の経済状況は、４年前とはかなり変わってきており、非常に厳しい状況であります。そういった中で私が退任することになり、海老沢さんという様々な方面でご活躍されている方にお願いをすることになりました。
私も引き続きまして、いろいろな面でご協力させていただきたいと考えておりますので、今後ともどうぞよろしく願いたします。」

【倉本昌弘 ジャパンゴルフツアー選手会会長のコメント】
「我々選手会は、海老沢さんを強く推しました。まさに意中の方が会長に就任していただけたと思っています。
今までの４年間は、ある意味、激動の４年間でした。その４年間を支えていただいた小泉さんには、本当にありがとうございましたと御礼を言いたいです。また、今後もＪＧＴＯの名誉会長として、いろいろと力を貸していただきたいと思います。
選手は皆、職場が欲しいと思っています。つまり、試合数が増えることを望んでいます。海老沢会長の所信表明でも、何事も前向きに取り組んでいきたいというお言葉がありましたので、全面的に協力、応援をしていきたいと思います。
海老沢会長の片腕となって、ツアーを盛り上げる一端を担っていきたいと思います。」

社団法人日本ゴルフツアー機構　役員・役職一覧

会長　　　海老沢勝二　（元日本放送協会　会長）　　　
副会長　　　関根謙一　（警察大学校名誉教授・元警察庁　交通局長）
副会長　　　諸星　裕　（桜美林大学　大学院　教授）
副会長　　　倉本昌弘　（プロゴルファー）
副会長　　　秋元恒朝　（一般社団法人日本ゴルフトーナメント振興協会　専務理事）
専務理事　　　山中博史　（社団法人日本ゴルフツアー機構　専務理事）
理事 兼 事務局長　　　鷹羽正好　（株式会社ジェイ・スポーツ　顧問）
理事　　　鈴木規夫　（プロゴルファー）
理事　　　中野辰久　（弁護士）
理事　　　水野正人　（前一般社団法人日本ゴルフトーナメント振興協会　副理事長、元ミズノ株式会社　代表取締役会長）
理事　　　川合敏久　（一般社団法人日本ゴルフトーナメント振興協会　男子トーナメント主催者会議議長代行、中部日本放送㈱業務総局局長兼クラウンズ事務局長）
理事　　　竹田恆正　（財団法人日本ゴルフ協会　副会長）
理事　　　吽野良昭　（社団法人日本プロゴルフ協会　専務理事）
理事　　　深堀圭一郎　（プロゴルファー）
理事　　　宮里優作　（プロゴルファー）

監事　　　笹村正彦　（公認会計士）

名誉会長　　　小泉　直　（元社団法人日本ゴルフツアー機構　会長）
特別顧問　　　青木　功　（プロゴルファー）

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• 倉本 昌弘
• 深堀 圭一郎