記事
ISPSハンダグローバルカップ 2015
イアン・ポールターは「素直にアンジェロを称えたい」
大混戦の最終日は、10番のバーディで、一度は首位に名を連ねたが、バーディトライがことごとくカップをオーバーして、それでも17番では5メートルも残したパーパットをしのいでみせるなど終始、強気の姿勢は見応えがあったが日本ツアーで2勝目とはいかなかった。
「もっとチャンスパットを入れておくべきだったね。今日はせっかくこんなに良いお天気だったのに」と、首をすくめて、ポールターがあがった当時はまだクラブハウスリーダーを守っていたキュー。
「7アンダーを出したアンジェロを素直に称えるべきだね」。
7年ぶりの日本ツアー。主催者の期待に応えることは出来なかったが、記念すべき第1回に立ち会い花を添えるうことは出来た。「半田会長の素晴らしい活動が、ゴルフにも反映されていて。良い大会に参加することが出来て良かった」と、感謝した。
「日本は食べ物も、日本人のみなさんも好きだし、また来ることが出来て良かった」。そして何より、7年前に起ち上げたという自分のウェアブランド。「日本には、“IJPデザイン”を着て、応援してくれるファンのみなさんもいるからね!」。イングランドのファッションリーダーにとっては、それこそが今回の来日の一番の収穫だったかも。